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単発講座ピックアップ!〜モノトーンから着彩へ〜平面的な人物画から脱出!

3月13日

単発講座ピックアップ!

3月18日(日)開講「モノトーンから着彩へ」についてご案内します。
担当講師は坂口竜太先生です。

講師の坂口竜太先生です。

この講座は、明暗と色彩、両方の観点から描くことで人物画の描写力を向上させる講座です。午前はアクリル・水彩もしくは木炭コンテなどを使って白黒でクロッキーします。午後は固定ポーズにして、アクリルや水彩で1枚描きます。

先生より一言!
「モチーフを固有色、例えば「りんごは赤い」「空は青い」「人間の肌は肌色」で見る癖がついていると、塗り絵のようになってしまうことがあります。それは色を塗ることにとらわれて、明暗の存在を忘れてしまうことに原因があるように思います。
この講座は、「立体感が描けない!平面的になってしまう!」という悩みを持つ方々に最適な講座です。
午前中の人物クロッキーは色にとらわれることなく明暗の調子を意識して描きます。白、黒、グレーの絵の具や、クロッキー用具をご用意ください。
例えば、肌の明るさに対して上着の明るさはどの程度か、上着の明るさに対してズボンの明るさはどの程度か、人物全体の明暗の調子は相対的に比べながら決まっていきます。光の方向も意識することがポイントです。
午前中で明暗を理解したら、午後は固定ポーズで実際のモデルさん自身の固有色を意識して描きます。」

以下に先生が参考用に描いた人物クロッキーや着彩をご紹介します。

★午前中のモノトーンクロッキー例

黒の絵の具で濃淡をつけて…

モノトーンのクロッキー例

バックに色を塗っても良し!
「明暗の調子は相対的なので、背景を暗くするとその分、人物は明るく感じます。」

モノトーンのクロッキー例

白黒だけでなく、茶系の絵の具もOK!
「茶系の方が雰囲気ありますね。」

モノトーンのクロッキー例

★午後の色を使った人物着彩例

「絵の魅力の一つといえば、やはり色彩、ここでも固有色にとらわれることなく自由な色を塗ってみましょう。これは絵の具の偶然性に任せているため、言ってみれば無意識的な着彩です。」

例えば、画面全体に思い切って色をのせて下塗りを


下塗りが乾いたら絵の具や鉛筆で直接描いてみます


途中のイメージです。ここから細部へ描き込みも。

ぜひ、ご参加ください。

3月講座D 『モノトーンから着彩へ【女性コスチューム】』
2018年3月18日(日) 10:30〜16:00
'''持参用具:木炭、コンテ、ガーゼ、練り消しゴム、油彩、またはアクリル、水彩などの着彩道具一式、クロッキーの準備、キャンバス(F15号程度)、またはパネルに水彩紙や画用紙、木炭紙
詳細、お申し込みはこちらから
※抽選日が2月16日でしたが、空席があります。先着順で受付中です。お早めにお申し込みください。