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●大兵馬俑展のみどころ
今回の東京での展示は、1983年、1994年につぐ大型の展覧である。21世紀になってはじめての展覧会は、始皇帝の永遠の都である陵園に焦点を当てた。兵馬俑に加えて、日本初公開の文官俑、百戯俑が展示される。兵馬俑からは中国を統一した秦帝国の軍事的な側面が見えるが、始皇帝の政治を支えていた官僚や、都の咸陽で演じられた芸能者の姿からは、始皇帝の時代の文化的な雰囲気が伝わってくる。 ファーストエンペラーの死後の世界は、私たちが考える以上に、壮大な世界を地下に構築していた。地上の秦帝国はわずか15年で滅んだが、地下に封じ込められた地下帝国は現在まで残されている。解明されているのは、まだ一部にすぎない。始皇帝が眠る地下宮殿にはまだ発掘の手が着けられていない。周辺の遺跡の発掘だけで手一杯であるからだ。 地上に栄えた世界をできるだけもとの姿で地下に再現しようとしたことが始皇帝陵を建設した目的であった。古代の技術の粋を集めて始皇帝陵を造った。地下に壮大な世界を作り、実物大の兵馬俑を黄土の土で焼くことがいかに高い技術であったのか、はじめて展示される兵士の残俑からもうかがえる。彩色された兵士俑も近年発掘された。生き生きとした兵士の姿を地下に収め、始皇帝の地下帝国を守らせた。 2002年、始皇帝陵の地下宮殿をリモートセンシングと地球物理学という最先端の技術によって探査する研究が、中国の国家プロジェクトとして認められた。始皇帝が眠る地下宮殿の構造を掘らずに確かめようというものだ。始皇帝の遺体が眠る地下深い墓室は、厳重な土壁に守られていた。大兵馬俑展の一つ一つの展示品から、地下に眠る始皇帝にも想いをよせてみよう。 (本展覧会監修:学習院大学 鶴間和幸教授) ●大兵馬俑展ワークショップ「親子でつくろう!プチ自分。」開催日時:2004年11月3日(水・祝) 午前10:30~午後4:30 ※終了しました 今回このワークショップでは、使いやすい紙粘土を使って手のひらサイズの「小さな自分(人形)」を作りました。兵馬俑を作る人あり、どうぶつを作る人あり、それぞれが熱中して制作することができました。参加者の作った個性豊かな人形は「大兵馬俑展」会期中会場内に展示し、会期と共に無事終了しました。
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