「VOCA展 2004」 現代美術の展望―新しい平面の作家たち 2004年3月13日(土)~30日(火)
1994年に始まったVOCA(ヴォーカ)展は、今回で11回目を迎えました。全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などから推薦された40歳以下の作家に対して平面作品の出品を依頼するという独自の方式により、VOCA展はこれまで数多くのすぐれた作家を紹介してきました。
10年というひとつの区切りを終えたいま、平面表現へのフォーカス、若手作家の育成、メセナ活動という基本的な方針は継続しながら、より若い世代の感性を汲み取れるように選考委員や賞をリニューアル*して新たな展開を試みます。 今年のVOCA展には36作家の作品が展示されます。今回もまた新しい才能が花開き、現代美術や社会の一断面を鮮やかに切り取ってみせることでしょう。 *VOCA賞1名はそのままに、VOCA奨励賞を2名とし、新たに佳作賞(2名)と、府中市美術館長賞(1名)が新設されました。選考は実行委員から選出された2名を含む5名の選考委員により行われます。
「VOCA展」実行委員
「VOCA展」選考委員
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