「VOCA展2006」 -新しい平面の作家たち-
会 期: | 2006年3月15日(水)~30日(木) |
会 場: | 上野の森美術館 |
主 催: | 「VOCA展」実行委員会/財団法人日本美術協会・上野の森美術館、 協賛:第一生命保険相互会社 |
開館時間: | 10:00~17:00(金曜日のみ19:00閉館)/会期中無休 |
1994年に始まったVOCA(ヴォーカ)展は今回で13回目を迎えます。VOCA展は全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などから推薦された40歳以下の作家に対して平面作品の出品を依頼するという方式により、これまで数多くのすぐれた作家を紹介してきました。 それと同時に、「平面作品」という枠組みをとおして、その時代の美術家の意識をヴィヴィッドに映し出してきたといえるでしょう。
10年以上の歴史を経て、VOCA展の傾向も明らかに変化しています。すでに出品作家の大半が70年代、80年代生まれの新しい世代となり、出品作には映像やデジタル・イメージの浸透、具象への自由なアプローチ、より繊細で洗練された表現への移行などが見られます。
今年の展覧会には37作家が出品します。このなかから6名の選考委員によりVOCA賞1名、奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞と府中市美術館賞がそれぞれ1名の作家に贈られました。
若い作家たちが絵画や平面作品にどのような問題意識をもって臨んでいるのか。「VOCA展2006」では、作家それぞれの個性的なヴィジョンや新鮮な創意を見ることができるでしょう。
■「VOCA展2006」 開催概要
名 称: | 現代美術の展望「VOCA展2006 -新しい平面の作家たち-」 |
主 催: | 「VOCA展」実行委員会、財団法人日本美術協会・上野の森美術館 |
協 賛: | 第一生命保険相互会社 |
会 場: | 上野の森美術館 |
会 期: | 2006年3月15日(水)~3月30日(木)〔16日間/会期中無休〕 |
開館時間: | 10:00~17:00(入場は16:30まで) ※金曜日のみ19:00閉館(VOCA展会期中限定) |
入場料 : | 一般・大学生:¥500、高校生以下:無料 |
図 録: | 従来の¥2,500から¥2,000に価格改定(過去の図録も¥2,000に改定) |
選考委員: |
高階 秀爾 (選考委員長/大原美術館館長)
酒井 忠康 (世田谷美術館館長)
建畠 晢 (国立国際美術館館長)
本江 邦夫 (多摩美術大学教授・府中市美術館館長)
松井 みどり(美術評論家)
南 雄介 (国立新美術館設立準備室主任研究官)
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■VOCA展実行委員会
委員長 : | 高階 秀爾 (大原美術館館長) |
副委員長: | 酒井 忠康 (世田谷美術館館長) 久下 眞一 (第一生命保険相互会社執行役員) |
委 員: | 建畠 晢 (国立国際美術館館長) 本江 邦夫 (多摩美術大学教授・府中市美術館館長)
宮崎 克己 (美術史家) 釼持 邦弘 (上野の森美術館事務局次長) 市川 哲夫 (第一生命保険相互会社社会文化事業室長)
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■VOCA賞
作家名 |
住所 |
作品名 |
素材 |
小西 真奈 |
東京都墨田区 |
キンカザン1 キンカザン2 |
油彩、カンヴァス |
■VOCA奨励賞
作家名 |
住所 |
作品名 |
素材 |
佐伯 洋江 |
京都府京都市 |
Untitled |
ペンシル・アクリル、紙 |
Robert Platt(ロバート・プラット) |
京都府京都市 |
Rendezvous |
油彩、カンヴァス |
■佳作賞
作家名 |
住所 |
作品名 |
素材 |
兼 未希恵 |
東京都国分寺市 |
嵐ノ上ハ深ク静カナ空 |
岩絵具・水干・墨・箔、雲肌麻紙 |
高木 紗恵子 |
京都府亀岡市 |
untitled |
アクリル・水彩色鉛筆・ウレタン樹脂、カンヴァス |
■大原美術館賞
作家名 |
住所 |
作品名 |
素材 |
蜷川 実花 |
東京都目黒区 |
the
otherside |
mounted
on plexiglass、木製パネル |
■府中市美術館賞
作家名 |
住所 |
作品名 |
素材 |
高木 紗恵子 |
京都府亀岡市 |
untitled |
アクリル・水彩色鉛筆・ウレタン樹脂、カンヴァス |
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